まず【保護ネコ】とは、飼い主がいないネコのことを言います。野良ネコとして暮らしていたり、あるいは捨てられてしまったり、保健所に持ち込まれたりと様々な状況が考えられます。日本では税金を使って多くのネコを殺処分しています。そんな悲しい状況を少しでも減らしたいと保護活動をする人が増えています。
保護活動までできないけど「保護ネコのために自分も何かしてみたい!!」という方のために、どんな『できること』があるのか探し方を見てみましょう。
☆人に伝える(シェア)・・・・・保護ネコのこと、また保護ネコを迎える選択肢について、野良ネコや多頭飼育崩壊についてなど、知らない人に知らせていく、話し
合ってみることもとても大切です。一人から二人へ。また二人から他の誰かに伝わり、そのうちの一人でも行動する人が増えていけば社会は必ず変わります。 近所の保護団体などがあれば、その発信をシェアしたりして少しでも多くの人に知ってもらうことができれば十分なのです。
☆寄付付きサービス・・・・・・・最近、売り上げの一部が保護ネコの寄付になっている商品やサービスも増えてきました。自分も楽しめる消費活動が、保護活動に
役立つなんて嬉しいですよね。そんな商品を見つけたら、寄付先がどんな活動をしているところなのか、調べてみるのもいいかもしれませんね。
☆寄付・・・・・・・・・・・・・保護活動には当たり前ですがお金がかかります。医療費・ご飯代・保護場所の家賃・光熱費などの費用です。最近ではSNSで保護
活動の実情を発信しています。内容を自身で理解してできる範囲で援助を考えていくのもいいでしょう。
☆支援物資・・・・・・・・・・・寄付したお金がどう使われるのか不安だと思う人は、ネコのご飯やネコ砂などの物資を送るという方法もあります。ただ、不要な物
を送られても困ってしまいますので事前にどんな物が必要か確認してから送るようにしましょう。フード類を送る場合は、消費期限を確認して、できれば元払いで送ってあげるのが優しいですね。
☆ボランティア・・・・・・・・・空いた時間を使ってボランティア活動に参加してみるのはどうでしょう。少しハードルが高い気がしますが、金銭目的ではない、社
会貢献の実感がありますし、新しい発見や繋がり、やりがいが見つかることもきっとあると思います。
・シェルターの掃除
・保護ネコのお世話
・車でのネコの送迎
・捕獲の手伝い
・事務所の手伝い・留守番
・譲渡会やイベントの手伝い など
☆プロボノ・・・・・・・・・・・ご自身のスキルや専門知識を使ったプロボノもお勧めです。その場合には、こちら側からお手伝いできる内容を提案する必要がある
かもしれません。まずはボランティアとして参加し、信頼を築きつつ、何ができるか探ってみるという流れがスムーズかもしれません。たとえば
・ネコの写真や動画撮影
・ポスターなどのデザイン
・WEBサイトの作成、更新
・SNS運用
・グッズやイラストの制作
一人の力は小さなものでも、重ねていけば大きな力になります。自分に合ったできることから少しずつ参加してみてはいかがでしょうか。そして1匹でも殺処分される
命が救われるといいですね。