この度の能登半島の災害でも多くの家屋が倒壊し、避難を余儀なくされる方々が多くいらっしゃいます。辛い避難生活はペットも同じでしょう。幸いペットと同行避難ができたらどんなことに気をつけたらいいのでしょう。
まずペット受け入れ可能な避難所を事前に調べておくことが大事です。それから日ごろの備えも大切ですね。
①ペットの健康管理・しつけなど・・・・日ごろからペットの健康管理をしておくことは感染予防の点からも重要です。ご自身のペットを守ることはもちろんですが、
飼い主様や他に避難されている方々、ペット同士の感染を防ぐことにもつながります。
②健康管理・・・・・・・・・・・・・・犬・ネコはワクチンを接種し、ノミ・ダニ・フィラリアなどの寄生虫予防もしておきましょう。それから臭いによるトラブルや
皮膚病予防のためにも、日ごろからシャンプーやトリミングで身体を清潔に保っておくことも大切です。
③しつけ・・・・・・・・・・・・・・・犬の場合、リードを付けて過ごす時間も考えられますので、「待て」「お座り」「伏せ」など基本的なしつけをしておくことも
犬を落ち着かせるために必要です。そしてどんなペットでもケージの中で過ごせるように慣らしておきましょう。
④排泄・・・・・・・・・・・・・・・・排泄場所に困らないように、ペットシーツの上など決められた場所で排泄できるようにしておきましょう。
⑤ネコの場合は室内で飼育・・・・・・・災害時に行方不明にならないようにできるだけ室内で飼うようにして、他の人や動物に慣らしておくことも心がけましょう。
家の備えは
■ペットの上に物が落ちてケガをすることがないように、家具やケージを固定しておく。
■外壁やガラス窓の近くは、塀が崩れたりガラスが飛んできてケガをしたりする可能性があるので避けましょう。
その他、首輪に迷子札を付けたり、マイクロチップの挿入も万が一、迷子になっても飼い主さんの情報がわかり、見つけやすくなるので安心です。
この機会に、家族やご近所のペット友達さんなどと情報を共有していざの時に慌てないで行動できるようにしておきましょう。